部長通信 2007年12月 バックナンバーはこちら
<アドベント>
中西部長 ト田 啓三


待降節(アドベント)には入り、教会の祭壇の前の4本のローソクの一本目に火が入りました。一週間ごとに一本ずつ火がつけられ、クリスマスには4本のローソク全部に火がつけられます。街のクリスマス商戦の喧騒の中のにぎやかなクリスマスとは別に、この待降節の間、「イエスキリストの教えに基づき、相互理解と敬愛の思いに結ばれて、あらゆる信仰の人々が共に働く」私たちY’sメンは、静かにクリスマスの良き日の訪れを待ち望みます。

 「そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。これは、キリニウスがシリア領の総督であったときに行われた最初の住民登録である。人びとは皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
 その地方で羊飼いたちが野宿をしながら、夜通し羊の群れの番をしていた。すると、主の天使が近づき、主の栄光が周りを照らしたので、彼らは非常に恐れた。天使は言った。『「恐れるな、わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである。』すると、突然、この天使に天の大軍が加わり、神を賛美して言った。『いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ。』」―――新共同訳聖書 ルカによる福音書2章1節〜14節

2000年前、人口調査の登録のため人々がそれぞれ自分の町に帰っていき、ベツレヘムの宿には多くの人があふれ、にぎやかな夜を過ごしているときに、その喧騒とは別に、静かな星の輝く夜空の下、薄暗く汚れた静かな馬小屋でイエスは生まれ、飼い葉桶の中で布にくるまれ寝かされていました。


きよしこのよる  星はひかり、
すくいのみ子は  まぶねの中に
ねむりたもぅ、  いとやすく

 みなさま、良きクリスマスと良き年をお迎え下さい。